商品番号 | 2206 |
メーカー | PENTAX |
機種名 | Super-Takumar 55mm/F1.8(初期型) |
シリアル No. | 647189 |
適合マウント規格 | M42マウント |
付属品 | 前後キャップ |
点検箇所 | フォーカス調整機構 絞り羽ユニット機構 光学系付着物 外観(除菌等) |
外観や整備後のレンズ面など、全体的にコンディションの平均点が高い状態で仕上がった、ペンタックスSuper-Takumar 55mm F1.8の初期型になります。

Super-Takumar 55mm/F1.8(初期型)
この個体はフォーカス調整ダイヤル部に若干の塗装の剥がれが見られますが、オールドレンズとしては比較的良い状態を保っていると言えるのではないでしょうか。
ピントリングの動きもスムーズで、重すぎず軽すぎずヌメーッと程よい粘りを感じるトルク感です。

フォーカス調整機構のコンディションは良好
なお、旭光学のスーパータクマーのマウント規格はM42というスクリューマウントになります。一般的なプラチカマウントのレンズと違い、クルクルとネジを締め込むようにして装着する仕組みです。
そういった構造上の事情から、ピントリングが重いとフォーカス調整を繰り返しているうちにレンズ本体が一緒に回ってしまうということが起こりえます。
そういう事態を避ける為に、M42マウント規格のレンズはピントリングの動きが軽めになるように作ってあるようです。
その他、絞り羽根調整ユニットや、スーパータクマー系固有のマウント部の銀色のピン(カメラ装着時オート有効ボタン)、オートマニュアル切換レバーの動作も正常であることを確認してから、光学系付着物の検査に移ります。
整備レポート
フロント側から見た状態は白濁しているクモリのようなものが目立ちます。

整備前(フロント側)
リア側はフロントほどではありませんが、このまま放置すれば、いずれガラス部位の中にまでカビが進行していきますので、出来るだけ早い段階で処置しておくことが大事です。

整備前(リア側)

レンズ構成は5群6枚・変形ダブルガウスタイプ
整備後の状態を確認します
クリーニングすると、それまで汚れで隠れていた細かい小傷が目立つようになってきたりすることもありますが、幸い、この固体のガラス部位は良好なコンディションを維持していました。
レンズ面の光学系付着物を取り除いたらスッキリ綺麗な状態に甦りました。正直、こういう状態になってくれると、作業している身としても嬉しいです。

整備後(フロント側)

整備後(リア側)

M42スクリューマウント部も良好なコンディション
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ミラーレス機で使用する場合は
Super-Takumar 55mm/F1.8はM42というマウント規格になります。ミラーレス一眼に着けて使用する場合は、ご自身のカメラのマウント規格とM42を変換するマウントアダプターが必要になります。
私はAmazonで2千円くらいで買ったものを使っていますが、こういうもので十分だと思います。

マウント規格はM42マウント
テスト撮影
古いオーディオアンプを撮ってみました。金属の質感や表面のホコリの具合を参考にしてみてください。
アンプの奥にあるスピーカーにピントを合わせてみました。コーンの繊維の質感やスピーカー筐体の木の質感をご確認ください。
無限遠もバッチリ出ていますね。
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